若鮎長良フットボールクラブ

10月29日（土）下呂温泉交流会館アクティブで　FS県大会決勝トーナメントが行われました。若鮎長良（B)は3年生の半分、若鮎長良（C)は2年生、若鮎長良（A)がトップチームです。8チームの決勝Tなので3チームとも残れたのは良かったと思っています。優勝準優勝の2チームが東海大会出場権です。

（B)は　レインボー（A)に、（C)は西濃シティに敗れて　準々決勝敗退になりました。選手たちはワンチャン勝ち残るつもりだったみたいだけど　そんなに甘くはない。でも敗者戦は勝利して　最後は勝利で終わったので　気分的には良かったかな。

野村は（A)をみていたので　ほかのチームのことはよくわからないので　（A)チームについては少し詳しく書きます。準々決勝は　岐阜西（A)との対戦でした。実は予選Lの　REGARE’04戦で　メンバーをあまり変えずに戦って勝てなかったので　一本調子でゲームするのをやめて　いろんな個性があった方が、相手が対応に慣れないで　やりにくくなることもあると思って　①②③の　3セットのメンバーを組んで試合しました。①が一番強いセットで　②が3年中心の2番目、③が2年生2名を含めてポジションの事情で3年を決めました。

前半は　①②③の順でいれて　①が1点先取して　②に交代。②が逆転されてしまう。しかし、③が良くて　特に2年の　イクマ・マナトが良くて　もう一度逆転してくれた。後半は　②③①の順で。②のコウスケ・シュンタのDFが緩いことを伝えておいた。前半は　3分ほどで交代したが、後半は2分で替えて得点したら1分長くすることにしておいたが、入らず、結局①のセットが5分以上出ることになったが、終盤に失点して追いつかれ、最後はブザーとほぼ同時に失点してあわや敗退ということになってしまった。結果的には　0コンマ何秒シュートの方が遅いという判定で延長戦に。試合時間が10-3-10なのに延長は5-5もあって　選手層の薄い岐阜西には苦しかったろうし、こちらは　マナトが本当に良くて救われた。

準決勝は　レインボー（A)。まぁ、県内では一番強いと思う。東海に行くのもレインボーが一番ふさわしいと思っている相手。マナトを　①のセットに加えて　タカラ・ソラと入れ替えながら戦った。ボールは握られたが、粘っこく守って　ソラの野生を感じるシュートで先制した。中学生になってから初めて見た感じの感性だった。小学生の時はホントにいい時は凄味があったが、靱帯切ってからはどうしても限界を感じることが多かった。活躍した試合も優位な時が多く、苦しい時には弱かった。その意味でもこの先制点は久々に見た価値ある感性だった。しかし、レインボーはやはり強かった。11人制でも勝ったことはなかったし。最後、タイムアウトの後に1点とって終われたし、負けてよいということはないが、やれたところも届かなかったところも含めて　持っているものは全部使った試合だった。3位決定戦は勝利して3位だった。少し気が抜けたというか、野村が遅れていったら　選手同士で全部決めてやっていた。野村の口出す余地のない。あんまりよそで見ないチームだ。

これで　3年生の公式戦は終了し、3年生は勉強の気分転換に遊びに来る程度になる。今年は点数取れる子が多くて　塾やテスト前で練習を休む回数が多くて　２３名いるのに　少ない日は6.7人なんでナイターもあった。それは　高円宮杯前でも　FS決勝T前でもそうだった。だから　もし、万が一すべてがうまくいきすぎて東海出場権得られても　しっかり仕上げられるとは思えなかったし、レインボーが行くのがふさわしいと思っていた。先にも書いた　相手に対しての変化ということもあり、決勝Tは全員出てそのうえでの結果でいいと思っていた。

思えば、このチームは　野村の思った通りには進化してきてなかったし、厳しさから逃げたい子も致し、競争で勝ち取りたい雰囲気も　それほどなかった。1年生の時　マナトが6年生でひとりプラスで25名。現在まで23名が残った。インテリオールからそのまま上がった選手が6名いたけど　正直最後まで続けられるだろうかと思っていたが、全員残った。シュンスケも使えないだろうと思っていたが、最後まで使ってしまった。

15Lの後期、高円宮杯、FS　それぞれ　最後には力を出し切って良いゲームをして追われて良かったと思う。15Lは　全然使ってやれない選手もいたが、FSで2チーム出して　決勝Tまで来れて試合に出ることもできた。昨年も　監督交代から心配しながら最期を迎えてFS東海で終わったのでホッとしたが、今年もなんかホッとしている。

これからは　それぞれに目標もあるだろうからそれに向かっていくことになるでしょう。頑張ってください。人数揃えてナイターに来ることがあれば　スペースは空けてあげます。いつでも遊びに来てください。