クラブユース 準優勝②
2021年5月22日
先日の投稿の続きです。
FC岐阜との決勝の後、親さんと選手が麻季臣のお別れ会を開いてくれました。メッセージが入った素敵な色紙やプレゼントに名刺入れを頂きました。頂いたことに対してももちろんですが、区切りとしてお別れの場を開いてもらったこと本当にありがとうございました!
選手にメッセージも受け取ったことなので、私からも直接は言わないけど、言いたいこととかをここで残せたらと。。最後のなので好き放題言わせて貰います。平等(な評価、文字量)なんてクソくらえです!(麻季臣個人の意見だから、真に受けすぎないように。特に親さんなんかは若造が言っている戯言だと思ってご容赦ください笑)
1 イワサ ショウ
2年間通して、やる気があるのか、ないのか分からなくて、キーパーだけど信用がおけない選手です。キャッチングもまだまだで、よくボールをこぼします(静岡遠征からちょっと良くなったかな?)。ポジショニングも正しい位置からずれていて、改善するところばっかなんです。ただ、ビルドアップに関わる時の判断だったり、キャッチしてからの判断が早い。DFのビルドアップって観点では助かる時が結構ある。とんでもないとこにボールを入れたりもするけどね笑
大事な試合では、意外と頼りになって今回のクラブユースでも大事な部分で相手のシュートを防いでくれるシーンはありました。
このチームの中では、麻季臣を一番イラつかせることが得意なんだけど、そんな生意気なやつもチームにはいてもいいよねーぐらいでみていました。キーパー練習がある日に練習をサボっている傾向が見られるから、どこで意識が変わるかは本人に任せます。本人が変わらないと意味がないからね。マイナスの印象が強い分、今後どんな変化があるか期待しています。驚かせてよ〜。
2 ホリ ユウト
とっても頼れるキャプテン。とっても頼りになる癖に、よくいじられてる笑(特に仁林シュンタに) そんなところ結構好きだったりしてます。今回のクラブユースでは、絶対に入れられたくない縦パスをカットしたり、超危ないシーンでシュートブロックに入ってきたり、ホリがいるかいないかで失点の数が確実に変わってくるプレーの数々でした。そして、何よりもすごいのはCBでゲームメイクしちゃうとこ。パスを出す直前まで、視線とか、足の向き、体の向きを工夫しているから、どこ出すか分かったもんじゃない。相手のプレッシングかけている選手はホリとのマッチアップは絶対嫌だろうな。しかも決勝でもそうだけど、味方を使いながら上がっていって、フィニッシュまで関わってくる。静岡遠征から攻撃の楽しみを覚えてからは、頻繁に上がることが増えました。中学生でここまで、選手としてのクオリティが高い選手はなかなかいないよなー。
一つ注文をつけるなら、まだまだラインのコントロールに関してはできるかなって思っています。ホリならできるよねー。
いい加減なやつらばっかりだけど、ホリがまとめて引っ張ってくれるの期待してるぞ!頼んだぞ!
3 アダチ リクト
インテ上がりで麻季臣は4年半見させて貰いました。インテのときからそうなんだけど、足元についてはそんなにないし、運動能力も特別高いわけではないです(直線を走るときの足は早いか)。ただ守備の規則的なところは理解してくれているし、疑問に思ったことはどんなレベルの低いことでも質問してくる。分からないことを解決するってのはアダチの良いところだよね。14Lの時とかはホリがチャレンジ出て行った時の背後はやられっぱなしだったんだけど、だんだんとアダチの守備の頭のレベルが上がってきて裏でやられるってことはだいぶ減りました。守備の部分でのアダチの成長ってのはクラブユースで助かってたなーって思います。
ただ本人も自覚している通り、ボールを繋ぐ、相手をいなすというところのレベルが満足するところには届いていないね。周りをきちんと見ること、パスコースを読ませないための工夫。そんなところができるようになってこれば、もっとサッカーを楽しめるね。ずっと見てきたから分かるけどアダチは小心者です。試合の相手が強かったりすると、ネガティブな発言ばっかしてます。まずは度胸を持って、堂々と変化に対する挑戦をしてください!
4 ノグチ シュウヤ
FC岐阜の試合では、自分のマークマンに得点を決められて、号泣していた熱い男です。向上心が凄くて自分に足りないこととかをよく聞いてきます。ただ聞いてくる割りには、ゲーム中にぼーっとしている時間があったりする不思議な男でもあります(自分の背後にボールがある時とかのプレスバックとかね)。静岡遠征からプレーの判断が良くなって、前に繋ぎたいときの縦パスは結構通るし、縦が取れないときに無理をしずに味方を使って相手を剥がすアイデアを持つようになりました。また、予測が伴った、パスカットが頻繁に見られるようになった。こういうところが、しれーっとスタメンが安定してきた要因です(今ちょっと油断したでしょ。油断したらすぐ追い越されるから気をつけろよ〜)。
メッセージの中にアドバイスお願いします!って書いてあったので、直接も言うつもりだけど、ここにも残しておきます。野村さんのチームでサイドをやるってなったら、必ずクロスの精度が必要になってきます。若鮎のトレーニングでクロスをやる機会っていうのは限られるから、個人的に誰かを使ってクロスの練習、キックの練習はしたほうが良いだろうな。まぁ熱い男代表として、やるしかないよね。ノグチの美しいクロス、ぜひ見してください。
5 トウハラ リョウタ
まだ背はないけど、運動能力が高くて、足元がまぁまぁあるため相手をいなすことが得意。ホリ、クリタ、シュンタ、ユウシ辺りを使いながら、細かいダイレクトパスで崩していくときは爽快。ノグチ同様、相手の縦パスをよく狙っていて、簡単には入れさせない。野村さんとも話していたけど、FC岐阜の時なんかはパスカットのボールをインプレーのまま続けれると良いんだけどなーってちょっと不満はあったりするけどね。
トウハラに結構思っていることなんだけど、トウハラはこの試合はパーフェクトだったなぁて試合がとっても少ないです。逆にぜんっぜんダメだったなーって試合も少ないです。そつなくこなすことはできるけど、もっと貪欲にプレーして欲しい。点を取られたくないから、DFにおいての最善のポジショニングをして欲しいし、点をたくさん取りたいから、必要な場面で積極的に点に関わりに行く。そういうプレーヤーであって欲しい。
麻季臣がチームを離れてみない間に、そんな貪欲なプレーヤーになっていて欲しいと願っています。
6 ニバヤシ シュンタ
今の所、ボールを持っていないときに輝いちゃう選手。相手がボールを保持している時に、コンスタントにボールサイドに寄れるから相手の縦パスをきちんと切っている。小さいながらも体を入れるのはチームの中でもなかなか上手いから、ボール奪取なんかもちゃんとできる。
問題はボールを持っている時。パスの出す場所がそこじゃないんだよなーってシーンが多く、かつボールを話すまでに時間がかかる。CBから受けたパスをとんでもないコントロールミスをしたりする。若鮎長良のボランチとしてどうなんだって感じはするが、今現在のチーム事情としてシュンタ以上に安定してボランチで捌ける選手がいるかと言えばそんなことはない。東海までにシュンタが変わるか、チームが変わるか、野村さんの元でボランチがどう変わっているかは結構楽しみな要素の一つです。
シュンタは入ってきたとき、ただの良い子かと思ってたけど、そんなことはなかったね。純粋に、無意識に悪口は出てくるし、日常生活ではふわっとしている。いい意味でも、悪い意味でも面白い奴だなーって2年間見守ってました笑
7 タカハシ ヒロト
静岡遠征が終わってからは、左からのクロスに対して絶対に!100%!逆サイドから入ってくるっていう信頼がおける選手。コントロールをどこに置くかとかをきちんと考えていたり、DFでの予測を伴う出足が早いなど、クロスに対して合わせる以外のプレーでも評価は高かったです。
相手のDFのレベルによってヒロトのサイドでの突破がなくなってしまうことで、ユウシ側からの攻撃に頼ってしまう試合があることが今現在の惜しい所。オフでの駆け引きで背後をとったり、味方をうまく使ってサイドから崩したり、ヒロト側での縦突破が強くなることは、チームとしての重要なポイントでもあります。
ヒロトのプレーの特徴はとにかくしなやかなんだけど、心までしなやかというかふにゃふにゃしている。試合中のミスに対して「あ、やべ」って言うのもヒロトだし、大ミスして変えられても全く悔しそうにしないのもヒロト。FC岐阜戦の後も空気感はヒロトだけなんか違ったんだよなぁ。
他人からどう見られているとか全く考えてなさそうな所、結構好きでしたね。
8 マツダ マナト
14Lの時に上に上げていて、フィジカルの差で出せる機会が失われていたため、一時14の方でプレーしてもらっていました。豊田の日帰りに呼んでからは、お!マナトいるときのゲームのリズムいいじゃんってことで、もう一回15の方に参加でした。マナトは何よりもDFのポジショニングがとっても良いです。相手の縦パスに対してコースに立っているし、カバーリングの位置もめっちゃいい。2つ上の選手にチャレンジに行くときのフィジカル差がやっぱり気になってしまって出せない試合が15L内で多くなってしまったのは、麻季臣の監督としての度胸がなかったためです。。野村さんのチームになった時に、マナトがどのように使ってもらえるかが結構楽しみです。どうにかニバヤシシュンタに大きなプレッシャーを与えて欲しいです笑
マナトが3年生か4年生の時からみているんだけど、性格もいい方向に変わってきたなってしみじみ思います。前までは、サッカー大好きなちょっと静かな子って感じだったけど、今は2つ上の懐に入って行くのが上手いやつです。いい性格してるよなぁ。すくすく育ってるよ笑
9 タナカ リト
プレーも精神面も本当に2年生なのかってずっと思ってるけど、2年生なんだよなぁ。とにかくプレーのアイデアが普通の奴とは違う。そこでボレー選択するの?とか、そこで間取りに行けちゃうんだ。。とか、そのタッチで相手の背後にボール落としてくんのかとか、プレーの数々に驚かされました。ケイイチロウ先輩がリトのゴールを素直に喜べないことが多いのはしょうがない気がする。1個下の選手の方が点数取れるなんて嫌だもんね笑 ただ、そんなうめぇなってプレーより献身的なボディコンタクトやDFでのチームへの貢献度は計り知れなかったと思います。前線でのルーズボールに対しては、必ず体を当てて味方ボールにしてくれるし、リトのプレッシングの質が高くて2ndDFが狙いを定めやすい。頭もいいから、言ったことを理解してきちんと実行してくるんだよね。
クラブユースの間で特に気になったことは1点、カウンターになって、ヒロトやユウシへのラストパスがよく引っかかってた。パスの上手い下手とかじゃなくて、相手の位置をきちんと認識しているか、していないかの所だと思います。あれを引っ掛けないだけでチャンスの数っていうのは、だいぶ変わってくるだろうなぁ。東海ではあのパスを引っ掛けずにチャンスを量産する姿期待しています。
10 トヨダ ケイイチロウ
去年の14Lからは見違えるほど頼りになってきた選手。14Lの時は、いまいち運動能力を活かしきれていなくて、勿体無い選手で終わっていました。が、それからチームで守備の共通認識を整え始めてからは、いち早く理解して実践してくれていました。特に守備のかけ始め、前線のプレーヤーがポジティブに取り組んでくれたのは、チームにいい影響を与えてくれたなぁとしみじみ思ってました。
最近のケイイチロウで特筆すべきプレーは、とんでもなく綺麗なターンですね。相手の最終ラインの間でボールを受けてからの、無駄な動作なしでのターン。簡単そうに見えて結構難しい。ボールを受けるタイミングとか、相手の位置の確認とか、タッチの質。いろんな要素を完璧にこなしているのが本当にすげーなって思ってる。これに加えて、フィニッシュの部分が伴ってこれば、チームとしての成績も変わってくる。ロングキックの練習で明るみになっているけど、ボールの蹴り方は超変です。きちんとボールが蹴れるようになるだけで、ゴールの数が大きく変わってくるからね。
ケイイチロウは1年生の頃から、チームの中では比較的上手い選手であったのに、まぁいじられてました笑(ケイイチロウが決めるとオフサイじゃね?ってよく言われてたもんな。。) 結構不思議なことなんだけど、これもケイイチロウの人の良さなのかなぁ。
11 タカダユウシ
アダチと同じく4年半の仲ですね。インテの時から、サイドをスピードでぶち抜く魅力的なドリブルを持ってて、あれを見るのが結構好きでした。見てて気持ちいいもんね。ちょっとずつではあるけど、何本かに一本は質の高いグラウンダーのクロスもあげるようになってきて、突破が生きている。去年のTOPチームに上がっていた時からは、左のペナ角からのシュートを自分のものにしているし、ユウシの武器って言えるのもが増えてきた。
まだまだ、DFのスライドやプレスバックの部分で不満な時はあるんだけど、ほんとに少しずーつやるようになってきて、クラブユースの中でも相手のボランチがターンした瞬間なんかをストップしているシーンがちらほらありました。予測を伴ったそういったプレーはもっと増やして欲しいね。
不満点は、せっかくの速さが100%生かせている状態ではないこと!1タッチ目からスピードに乗ることが少なくて、相手と真面目に1対1しちゃったり、オフの時間に相手の背後を狙えなかったり。もっとも相手の脅威であって欲しい選手なのに、脅威になりきれていない。オフの動きは今一番足りないから、絶対に改善して欲しい。まぁユウシならできるよね?
クラブユースのプレジール戦の日には、ユニフォームを忘れたユウシくん笑 チームを背負う自覚は持ってくれよ〜。
12 タモト ユウスケ
究極に頭は悪いんだけど、サッカーのことでバカかって言ったら全然そんなことはない。チームとして重きを置いてきましたが、DFの理解がまぁまぁ高くて、さらに1stDFとしての圧はチームの中でも高い。パスの判断とか、プレースピードがどの試合でも安定してパフォーマンスできるわけではないから、スタートでは使いにくいんだけど、DFは必ずきちんとやってくれるという信頼があって途中からオプションとして使いやすい選手。SB、ボランチ、TOPしたあたりでも使えるユーティリティが高いってのも、途中から出しやすい一つの要因。ただ、これを聞いて満足したらそこまでの選手です。日々の練習の中で、判断の質、視野、パスの質、あたりはこだわってOFの面でも安定したプレーができるようになって欲しい。やる気はめっちゃあるから大丈夫だよね。
あとは、公式戦の試合に慣れること。VAMOS戦かな。緊張して入って、いつもの視野の1/3ぐらいしか見えていなかったと思う。緊張して試合に入ったとしても、いつも通りやるメンタリティを持つだけで全然パフォーマンスが変わってきます。
若鮎長良に入った時点では、正直なことを言うとなかなか下手っぴな選手でした。ただ、やることきちんとやる真面目なやつだから、パスコンの質も上がってきているし、自分のところに来たボールを逆足でコントロールする基本も染み付いている。間違いなく若鮎入ってからだと、一番伸びていると思います。こっからも期待してるぜ〜!
13 サカグチ ハルト
ハルトも練習生の頃からの選手です。今思えば、ものすごい自信なさそうにプレーしていた小学生のハルトからは変わってきたなぁと思います。(今、自信満々に堂々とやれているとは言っていません。まだ満足していません。。)ハルトのいいところは、たまーに、そこ見えてるんだっていう縦パスを高い質で通すところ。もっと再現性が出てくるとそこに信頼が生まれてくるのかと思います。あと、静岡遠征からは、ポジションがSBの時にパスカットを狙うようになってきました。アグレッシブなプレーの印象がなかったハルトからすればこれは大きな変化です。ちょっとここで見直したところあります。
ただ、相手のプレッシャーが早くなる、強くなると、途端にプレーの質が落ちます。完全に麻季臣の主観の話になりますが、相手のプレッシャーに押し負けて、簡単にボールを渡してしまう節があります。練習の中でも、試合の中でも絶対相手に渡さないように、周りを見てパス出す相手を探して欲しいし、ボールを動かして欲しい。そう言うプレーの繰り返しが、プレッシャーを受けた時に生まれるアイデアの糧になります。とにかくボールを奪われる最後まで足掻いて欲しい。ハルトのプレーでよくイラっとしちゃうのがここだから重点的に言っています!笑
15 フカオ カイト
クラブユースの最中はノグチとカイトどちらを右サイドバックのスタートで使おうか、一番スタートで悩んでました。カイトはDFの共通認識に対して理解する意欲が高くて、見た目とか雰囲気とかそんなに積極的な感じじゃないんだけど、練習中質問してくる選手の一人。インテの練習生の頃から見てるけど、性格的にもちょっと悪いやつ(いい意味です)になって来て、人間としてもいい変化してるなーと個人的に笑 クラブユースのジョカトーレ戦や、それ以前の試合なんかは冷静にきちんとパスは繋いでいるなーって評価をしていたんだけど、ある一定のレベル、スピードを超えると判断が遅かったり、後ろに繋ぎすぎる傾向がある。決勝まででスタメンにしてあげられなかったのは、そんなところの評価です。野村さんのチームになってからは、前向きにプレーできない選手は言われる可能性がめっちゃ高いです。いや、絶対言われます。そこについては、度胸を持って前向きのプレーを選択して欲しい。
2年生では、ほとんどトップをメインにやらせていたけど、静岡遠征あたりからSBをメインにやって貰いました。ポジションが変わってもサッカーに取り組む姿勢は変わることなかったし、むしろトップやってたときよりはいい調子です。もっとアピールして、ポジション争いを激化させて欲しいなぁ。
16 クリタ リクト
悩みに悩んで今年のクラブユースの16番はクリタを選びました。上手いってのはもちろんのことなんだけど、相手と真面目に1対1しようとはしないし、いい意味で頑張らなかったり、ずるい。人とはちょっと違うところが見えている。麻季臣が言ったこととは、逆のことをする。そう言ったことを評価しての16です。お兄ちゃんが一番驚いてるかなぁ笑 ここだけ見ると悪いやつみたいだけど、クリちゃんは2年間通してめっちゃ良い奴。
クラブユースの予選ブロックでは、相手にパスをぶつけまくったり、ずらしたり、おい大丈夫か?みたいなプレーを頻発してましたが、トーナメントに入ったら、いつも通りのクリタ。試合の緊張感が変わろうといつも通りやれるのが、クリタの凄いところ。意外とどしっとしてる。
試合中は相手の視線とか体の向きとかもよく観察していて、特に守備のパスカットに関しては、誰よりも上手い。そのタイミングから動き出してんの?!ってことがしばしばあったなぁ。
トップチームから戻った2年生の時は、判断スピードの部分で伸び悩んだ時期はあったものの、今はそれを感じさせないプレーをしています。これから、どんな風に変わって行くか楽しみです。一度でも16番をつけたことを恥じないプレーを続けてください。(高円でもつけていて欲しいが…笑)
17 タフジ コウダイ
コウダイもインテの練習生からずっと見て来ていて長い付き合いです。最初に見たときよりもの凄い大きくなってしまいました笑
去年の夏の飛騨遠征での(休憩の時間に…)足首の骨折であったり、腰、膝の怪我でとにかく苦しい時間が長い選手です。怪我が特に目立っていた時期は、自分の体の状態が曖昧なまま出場してしまい、足をだいぶ辛そうにしていましたが、最近は休む時はきちんと休んでそこらへんの管理も良くできて来たかなー。
実はコウダイはここ最近での練習での評価は麻季臣から見ればよかったんです。ただジョカトーレ戦の試合の入り方だったり、その時のプレーの判断を評価するとなかなかトーナメントで途中で入れるという決断はなかなか難しくて、アダチのプレーが良くない時でも変えにくいという状況でした。どういう決断で出せなかったのかということは真摯に受け止めて次のチャンスに生かして欲しいです。
14Lの後ぐらいかな、、結構コウダイには声を出すことをきつく言ってました。(後ろの人間は人を動かせるかどうかは重要です。)ここ最近の練習や練習試合では、隣のポジションの人間にはスライドの指示やカバーリングの指示を出すようになって来ました。選手として変わり始めている時期です。怪我のケアはきちんとしたまま、このままひた向きに取り組んでください。
余談ですが、コウダイのキャラはとても大好きなので、めちゃくちゃダル絡みしてました笑
18 タケナカ ユウキ
タケナカもコウダイと同じように怪我と、加えて自律神経系の病気に悩まされている選手でした。ただサッカーがめちゃくちゃ好きで、上手くなりたいだろうし、試合も出たいだろうし、でも体は思うように動かないしという歯痒い期間がとっても長かったと思います。辞めるかどうかも悩んだと思います。
静岡遠征が終わってからは、病気の症状もだいぶ良くなったと聞いています。朝早く来れることが普通になって来たしね!めちゃくちゃ辛抱しているのを見て来たから、こっからは良いことづくめであって欲しいって本気で願ってます。
タケナカは小学校の時から、プレーの質はとても高いです。味方のからのパスがきちんと足元に入れば、少ないタッチで球を散らせるし、ゲーム中のアイデアは結構良い。ゴール前なんかでちょっと変わったことをしてくれます。味方からのクロスなんかには、スピード的に追いつけないシーンはあってもそれ以外ではきちんと入ってくるから、そういう当たり前にやらなきゃいけないことは分かってる。
今現在は、動けない時期があったこともあって、フィジカル的なスピードで苦労しているゲームがあると思います。その点は、成長期がいつくるかって言うのもあるんだろうけど、今以上に自分の体をどう作るか、管理するかってことに気を使って見てください。食事も含めてサッカーです。タケナカの親さんには病気のことを含めて色々話を聞きました。必ず助けになってくれるので、体の管理、食事の管理のことは親さんを頼ってみてください!こっからのプレーの成長期待してます。
19 イマイズミ タカラ
去年のフットサルの頃から、一瞬の速さや時折見せる縦突破に魅力があってTOPチームに上がってプレーしてもらいました。タカラにはちょっと厳しめで笑 静岡遠征ぐらいからは15のサッカーのスピードについていくのでやっと感がありましたね。。ただ、今は技術どうこうより、精神的な面がプレーに出ちゃってるなーって思います。目の前のボールに必死になっちゃって視野が狭くなる。とにかくパスを早く出そうとして、体の向きを工夫しずに正直なパスを出しちゃう。そんなところです。ものすごく真面目でひたむきなところはたからの良いところですが、パスミスったって、コントロールミスしたって何も死ぬわけではありません笑 ちょっとぐらいミスっても次のプレーを考えておくことの方が数倍大事だし、堂々とプレーしていた方が顔も上がる。タカラはちょっと過信するぐらいで良いんじゃないかな?
ここ最近の練習では、おっ!と言わせるようなプレーをしているところを何回か見れました。この調子でちょっとずつ、調子こいてみてください。
15の選手にいじられて、本気で落ち込んでいるタカラはなんか面白かったなぁ笑 これからも言われ続けるだろうけど、本気で落ち込んでください笑
20 アサノ ミチナリ
ちょくちょく上で使ってみたりして、判断がわりかし早くて楽にプレーするなーっと思ってました。クラブユース前の練習試合では、SBで使ってしまって上手くポテンシャルをみてあげることができなかったので、申し訳ないと思ってます。。上でやるならボランチで使ってあげた方が、上手くミッチーの良さが生きそうだと今更の後悔です。2年生の中では、パスとコントロールの質が安定していて、そういう面では信頼のおけるプレーヤーだと思います。野村さんからの信頼が特に厚いです。
今後も上に上がる可能性は大なので、ぜひポジション争いを激化させて欲しい!
苦手だと思うけどたまーに自己主張することは挑戦して欲しいなー。
21 ジャガ
みんなフルネームだけどジャガはジャガだ!ジャガもインテからで、付き合いはとっても長いです。すごいおっとりしてるような顔してるんだけど、たまに腹たつ一言を言うやつ。小学生の頃からずっとです。
5年の頃ぐらいからキーパーになって、ゴールキックがゴールラインを割ってしまうという逸話の持ち主。中学生になってからも野村さんに何回も●されるようなプレーの数々。ってそんなこと言われながらも、キャッチングに関しては現時点ではイワサより安心してみれたりしてます。ただ、15の方で出ようと思ったら、ビルドアップに必要な判断能力、パス&コントロールの質にはこだわって欲しいです!
イワサのケツに火をつけるという意味合いでも、ぜひレベルが上がって欲しい選手の一人。期待してるよ。
22 イワマ ルイガ
インテからで付き合いは長いくせに、全然声を聞かない選手です。話しかけても反応薄いので悲しくなります笑 自己主張は低そうだけど、プレーに関しては15に上がってもおどおどしている感じはないし、きちんとプレーできているので小心者ではない。今のところ、特段すごいミスをしてしまうことはないけれど、ルイガだからできることって武器がまだまだ薄いところがあります。ミスを少なくすることも大事。自分はこんなことが得意ってことをアピールするのはもっと大事です。西川さんや野村さんに褒められることは、特に自信を持って伸ばしてください!
23 ミズノ シュンタ
若鮎に入ってきてすぐの時に、短期間上で使わしてもらいました。その時は、ボールのタッチだったり、パスに雑さがあったりして、結局上では使わずにいました。野村さんに相手より先にボールを触れるのがシュンタと聞いたので上にあげていましたが、ボールがあるところに対してはきちんといけるなーって印象はちゃんとあります。まだまだ、オフの動きの部分でサボることが多いから、1試合の最中に自分が今どこにポジションを取るべきかをもっと考えられるようになると、また一段とサッカーが楽しくなります。
ジョカトーレ戦のダブルタッチは麻季臣の好みの速さでした。どんどんやってください。
24 コバヤシ ソラ
インテの時に、一番麻季臣にちょっかいをかけてくる憎たらしいけど、そんなところが好きだったりするソラくん。中学生になったタイミングで、上の学年に上げれたらなーって考えていたんだけど、なんと跳び箱で怪我。それは叶わず。復帰したと思ったらスライディングで骨折。なかなか動けない時間が長くて、麻季臣もプレーを見る機会がありませんでした。誰をクラブユースのメンバーにするか悩んでいるときに、ソラはやっぱり上手いね。みたいなことを野村さんと話してクラブユースメンバーに入れました。まだまだコントロールミスとか、視野が確保できてなかったとかはあるけど、咄嗟のアイデアやアイデアを実現する技術はあるんだよな。今後、足の状態が良くなってきて、プレーも面白くなることを期待するばかりです。来年の16番なんかになってたりするかな〜笑
25 ツネカワ イサヤ
トップもできるし、CBもできる変なやつ。静岡遠征ではめっちゃ点取ってたって聞きました笑 野村さんからは下手っぴだと聞いてたんだけど、各務原中央中と練習試合をした時は、DFラインでのバス回しが結構上手くいっていて評価が上がりました。ただ、練習の中で少しずーつボロが出てきて、プレーにバタバタ感と正直さが出てしまっていたなー。背もあるし、サッカーの基本的な頭はきちんとしていると思うので、これからどんな風にイサヤらしいプレイが出てくるのかは未知数です。
余談ですが、他の選手にまっきーかまきおくんと言われるのに、まきおさんって言われるのなんか気持ち悪いです笑 私が悪いのか、チームが悪いのか、イサヤが悪いのか笑
こんなに文章を書くことはもうないでしょうってぐらい、個人個人について書きました!リアルに原稿用紙30枚分ぐらいいってますね笑
そんなことはどうでもいいか。
一応、最後なのでチームに対して言いたいことを。
インテリオールからの選手。練習生からの選手。若鮎長良からの選手。2年〜4年半、私の方で見させてもらいました。
他のチームの監督やコーチ、若鮎長良内でも、ものすごい選手との距離が近い監督だったと自分でも思います。まっきーって呼ばれるの??とか良く聞かれてました。
練習終わったらユウスケとかイワサとかの自転車組からは、「バイバーイ!」って言われるし、正直距離感バグっています。
親さんも、選手のコーチに対する言葉遣いはこれで大丈夫なのか心配になった方もいたと思います。
でも、なんだかんだで15の選手たちの私に対する接し方は、個人的には好きでした。こういう形の監督もありだよねーと。
また、サッカーの試合に臨む姿勢なんかも好きですね。お別れ会の時にも言いましたが、どんな試合でも、まぁーニコニコしてプレーしてるし、負けていてベンチに戻ってくる時も、世界の終わりみたいな顔して戻ってくる奴なんかそんなにいない(ユウスケとかニバヤシシュンタはたまにあるか笑)。人のプレーに対して素直に褒めれるし、なんなら相手のプレーに対して声を出して褒めちゃう時だってある(ユウシとかね)。そんなサッカーに臨む姿勢ってのが、個人的に今年のトップチームはとっても好み。楽しいから足が動く、点を取りたいから足が動く。そんな風に試合をやっている姿を見るために、4年ばかりですが指導者やってきたんだなぁとしみじみ思わせてくれました。本当にこのチームに関わらせてもらえて良かったです。
あとは、クラブユースで出場機会を恵んでやれなかった選手に対してです。お別れ会でも言いましたが、背が小さいとか、出足が遅いとか、いろんな要素がありますが、勝負の世界で劣っているものがあると、チャンスが回ってくる数は当然少なくなります。完全に平等なんてものはないです。かと言ってチャンスが巡ってこないかって言ったらそんなことはない。
そんな少ないチャンスをものにするために、できる準備をきちんとしてください。プレーの準備。食事管理を含めたフィジカルの準備。睡眠等の体調の管理。全てのできる準備をした上で、チャンスが巡ってきた際にパフォーマンスを発揮してください。
できないと中学生の麻季臣と一緒です。失敗したからこそ説得力があるでしょ笑
高円までに成績がかかった試合に、どのぐらいの選手がゲームに参加できているのか期待しています。
最後の最後にクラブユース東海大会出場&県大会2位という成績を収めてくれました。最高の締めくくりを与えてくれたこと、本当に感謝しかない!
麻季臣は今日から東京に行くので、野村さんにチームを渡すことになりますが、選手のみんなは変わらずサッカーに真摯に打ち込んでください。
東海大会。15L。高円宮杯。どんなサッカーになっているか楽しみにしています。
では、行ってきます!!
あぁーーーーーーー!!!
楽しかった!!!!!!!!!!
2021年若鮎長良U-15 監督 下村麻季臣