若鮎長良フットボールクラブ

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クラブユース 準優勝①

2021年5月11日

日本クラブユース選手権岐阜県大会。結果は準優勝でした。
若鮎長良としては、クラブユース歴代最高成績を残してくれました。

よくやった!!


【大会戦歴】

予選リーグ
vs FC ジョカトーレ関 ○ 4 – 1
vs AC Leggenda GIFU △ 1 – 1

トーナメント1回戦
vs SC岐阜VAMOS ○ 4 – 1

準々決勝
vs scs plaisir ○ 4 – 0

準決勝
vs メジェール岐阜瑞穂FC ○ 1 – 0

決勝
vs FC岐阜 ● 1 – 6


久しぶりの投稿になってしまいましたが、クラブユース中の選手にネガティブな評価をして、必要以上に真に受けてしまうのも困るので控えていました。
今日、クラブユースは一区切りついたので色々と書いて行きます。超超長いです。時間があるときにでも読んでください笑

まずは予選リーグ。
ジョカトーレ戦も、Leggenda戦も、アップからちょっとヘラヘラした雰囲気で入ってしまい、どちらの試合も自分たちのやりたいような試合ができないような試合になっていました。入りからフワッとしちゃって、Leggendaには先制点を取られて上手く行かない。

特にヒロト、ユウシあたりはミスった後に照れ隠しみたいに笑っている。良くないタイプの笑顔。。楽しくやるってそうじゃないんだよなぁ。野村さんにも後日、あれは良くないよねって言われていました。
監督としても、誤魔化していた部分でもあったため次からの試合の入り方、体と心の持って行き方に気を配って欲しいと伝えました。麻季臣もいつも以上に気を使うように心がけてました。


VAMOS戦。
相手も15L1部で経験を積んでいるチームなので、苦しいゲームになる可能性はあるなーって思っていました。
が、、開始1分半、ユウシが左のハーフライン付近から2人ぶっちぎって、ちょっと弾んだクロスを入れる。そこにいつも通り走ってくるヒロト、合わせるだけ。入っちゃった!

開始早々、理想のゴール。想定以上の展開。

前半の給水前には、左ペナ角付近でリトがフリーキックを貰い、キッカーがクリタ。麻季臣からはファーの頭で合わせるような指示をしました。クリタ、これを無視してニアにゴロの早いパス。反応した、ヒロトが意図しないスルー(触れなかった)。これがそのまま右隅に流れこんじゃった。クリタ良く見てるよねぇ。
クリタのこういうところ好きなんだよぁって思う個人的には好みなゴールでした。

シュンタはこの試合最悪で、ユウスケと交代。
判断が遅いことと、見ている場所がおかしいところはまだまだ課題だよね。

後半11分には、前半良いとこなしだったユウスケがハーフラインで相手のコンロロールミスを奪い、すぐにスピードに乗ってゴールに向かう。キーパーが前に出てたところを見逃さずに早い段階でのシュート。力んで外れるかなーって思ってたら、左隅に吸い込まれてった。ユウスケのボールに対して圧の強さが出てた、武器を生かしたプレーです。インアウトしなくて良かったねぇー。

後半給水後にはユウシが左サイドから突破。左のペナ角からお得意の右隅にシュート。あの位置から、あの体勢になった瞬間に、あ、入るなってのが分かるよね。VAMOSの子もあの時間帯だと、流石にユウシに着いてこれてなかった。
ユウシはこういうプレーを試合の序盤にやれるかどうかで、チームへの貢献度が変わってくるなぁ。

4点入ったし、ホリ以外の選手は全員交代できました。決勝トーナメントに入ったら、控えの選手出しずらいかなーって思ってたから、スタートの選手には感謝だね。1点入れられちゃってるのはいかがなものかと思ったけど。

何はともあれ快勝でした。


続いてのplaisir。
評判のいいレインボーが上がってくるだろうと思っていましたが、準々決勝で当たりました。去年の15L3部では1-6で負けているし(学年が一つ上だけどね)、14L2部では4-4の点の取り合いをして引き分けているし、ちょっと苦手意識があったりしてました。

ただ、この試合も早い段階で先制点を取ってきてくれました。
相手コート中央から、左SBトウハラにボールが渡り。トウハラ→ケイイチロウ→トウハラ→ケイイチロウとパス交換でボールを前に運ぶ。ケイイチロウがワンタッチで一人抜いてマイナスのゴロ。いいタイミングで入ってきたリトが、合わせるだけ。キーパーの届かないところに決めてきた。

この後のリトはイケイケになっちゃって、遊びの1対1でしかやらねぇだろって技を咄嗟にやってのけたり、そのボールを左でボレーすんの?みたいなプレーを次々とやってました笑
あんな2年生ベンチから「うまっ」って声がかかるのも仕方ない。

全体的なDFなんかは、今までやってきたボールプレッシングや、スライドの速さ、ラインコントロールの徹底ができていて、自由にはやらせてませんでした。相手の10番なんかは結構上手かったんだけど、それでもチーム全体としてきちんと守れていたなぁと思います。

前半終了間際には、左サイドのスローインから、ケイイチロウ→トウハラ→シュンタ→リト→ケイイチロウと相手をいなし、ケイイチロウがカットインで2人抜いていく。ケイイチロウには超超めずらしーーーい、ペナルティエリア外からのシュートで左隅にゴール。若鮎らしさのあるダイレクトの崩し、ケイイチロウの駆け引きの上手さがでた気持ちいいゴールでした。

後半10分には、ユウシが縦突破からクロス!…が右サイドネットに突き刺さる。3秒ぐらい時が止まって。みんなから「ナイッシュー!」。当の本人は恥ずかしそうだったな笑
(ちなみに、ユウシ君はこの日ユニフォームを忘れた不届きものなので、数日間いじられ続けています。)

その10分後には、相手のパスミスをホリがダイレクトでリトの裏に放り込む。相手のCBより早く反応したリトが、前に出てきたGKより先に触り30mの距離からゴール。

この時間帯で4点リードなら一気に変えちゃえ。イケイケのリト、クリタ、ホリ、ノグチを残して、ユウスケ、カイト、ハルト、コウダイ、タケナカ、タカラ、ジャガをIN。
ジョカトーレ戦、VAMOS戦のようにメンバーが変わったからって、取り返されちゃいけないよー。そんな風に見ていました。

残り10〜15分メンバーがガラッと変わったものの、ピンチってピンチを作ることなくきちんとやれていたと思います。特にDFのスライドだとか、チャレカバだとかは控えの選手も浸透しているなーって印象。あとはそれを高い緊張感の試合、レベルの高い相手、ゲームスピードの速い相手に対してぶつけれるかどうかだね。

結果はそのまま4-0で勝利。
準々決勝でこんなけ選手を使えたのはありがたかったなぁ。

この時点で東海出場が決定。
だいぶ肩の荷が下りた一戦でした…!


続いてのメジェール戦。準決勝。
こちらもFCVと当たるか?って思ってたらよく練習試合をやらしてもらっているメジェール。裏に早い攻撃が怖いなーって印象が強いチームです。

前半の給水までは、脅威って脅威は1回ぐらいしかなかったかな。あとは基本うちペース。前2試合と同様に作ったチャンスを決めておけば楽な試合にできたんだろうけど、なかなか入んないのがサッカーだよね。

ただ、前半給水後の相手のコーナーでクロスバーに当たったり、DFラインの裏に放りこまれたボールにイワサが反応してPKを取られたりなんかしてました(あれの出る出ないは難しかったろうな)。あのPKは外してくれて本当に助かった…笑 しかもカードが出るようなファールだったのにも関わらず、ノーカード。あのジャッジは助けられたな。

ただその後のリトがゴールに向かってドリブルして倒されたプレーなんかは、ケイイチロウが決めたんだけどアドバンテージは取られず、フリーキックに。得点はなし。主審の言い分は聞いたけどビデオ見る感じでは、あれはプレーを流して欲しかったなぁ。まぁ笛なっちゃってるから仕方がない!

前半基本はうちのペースでやれていたものの点は入らず0-0で折り返し。

試合が動いたのは、後半10分。こちらの気持ちが前に前に行っている時間帯。左の相手コーナー付近のスローインから、混戦の中リトが中に放り込む。ケイイチロウの頭を超えたボールを、ケイイチロウが追い、フォローに入ったヒロトに落とす。ヒロトがリトに対してダイレクトでクロスをするが、ずれて相手のDFに向かう。相手DFがクリアミスをして、オウンゴール。
たまたま入ったっちゃ、たまたまなんだけども攻めの意識が相手のミスを誘わせた1点ってことでプラスに捉えるべきでしょう。
ヒロトだけは恥ずかしそうにしてほしいけども笑

後半もピンチは何度かありましたが、アダチのDFの処理ミスをイワサがカバーしてくれたり、パスミスから起きた相手のショートカウンターをホリがスライディングでシュートブロックしてくれたり、気持ちの入ったプレーが多く見られました。

そのままスコアは動かず1-0です。
まぁー泥臭い試合でしたけど、選手が意地張るところ意地張ってくれて戦った試合やなー思います。
ここで決勝決めて、若鮎史上クラブユース歴代最高成績です。
この試合の勝敗で、次の東海の組み合わせが厳しいものになるかどうかってのも関わってきたので、クラブとしての、野村さんとしての夢叶える足掛かりになったと思います。東海で1勝することを目標って毎年のクラブ説明会でも言っています。だいぶ近づいたぞ。


そして、今日のFC岐阜戦。
15Lでは雨でやれていなかったので、どんな試合展開になるかは本当にやって見なきゃ分からない一戦でした。金曜日までは、リトリートしようか、プレスのかけ始めを下げようか、みたいな話を野村さんや選手とも話してたのですが、選手を信頼して前からのプレスはいつも通り行くことに決めて入りました。

アップはトーナメントの空気感にも慣れてきたこともあり、緊張はしているけど大丈夫そう。試合の入りに関してはそんなに心配はなかったです。

立ち上がり5分はFC岐阜ペース。コーナーとかはあったもののクリティカルなスペースをやられているわけではなかったため、立ち上がりとしては問題ないかって印象でした。ヒロトが左で相手コートに侵入してからの前半5~10分はうちのペースなんだけど、ちょっと裏に急ぎすぎた部分はあったなぁと思います。ペース掴んだだけでも良かったけど!

前半10分にはユウシが縦突破して、クロスを入れたがキーパーの正面。クロスの精度と入れるタイミングがもうちょっと良ければヒロトが触れたかなーってワンシーンでした。

点が動いたのはその後です。うちのロングボールが弾かれて、選手間の距離が曖昧な瞬間に、左から右にサイドチェンジ。相手の左サイドの9番は前に対する意識が強くて、トウハラのカバーにホリもだいぶ引き出されました。アダチがスライドに遅れたところに、相手選手の方が早くスペースにたどり着いてしまい、失点。ボールサイドへのスライドは意識していただけあって悔しい失点です。

前半の給水までは追加で失点はなかったから、最終ラインのスライドを徹底することを伝えて前半0-1ぐらいで折り返してくれれば、なんとでもなると考えていました。

給水終わって3分後のビルドアップでゴールキックのイワサ→ホリ→シュンタ→ホリ→ケイイチロウ→トウハラ→リト→ヒロト→ノグチのクロスまで、相手に一度も触られなかったのは、本当に見ていて気持ちかったなぁ。(ノグチはクロスの精度上げろよぉ〜!)負けている状況でも、平気で度胸持って繋いでくプレー。うちらしさがあってなかなか好きでした。

前半残り10分のところで、相手の左ワイドからクロス。ホリが1歩届かずにトウハラと1対2。冷静に決められました。なかなか難しい場面だったけど、クロスを自由にあげさせてしまったこと、ゴール前のスタート位置が少しエラーを起こしていた。そんな隙を突かれた失点だったかなと思います。ちょっと似たようなやられ方で、精神的には嫌なやられ方でした。

前半の終わりが一番ゴールに迫ったかなってプレーです。クリタがユウシに渡してて、ユウシ何人か連れて運んで行く。人数が少なくなった裏にケイイチロウ。きちんとワンタッチ目で打てたんだけどね。枠には入らず。ケイイチロウのシュートの中ではいい方です。前半の終わり方としては、悪くはなかった!

前半は0-2。
相手の左SBの選手にスピードがなかった印象なので、後半は1プレーが終わったら、ユウシとヒロトが入れ替わるように指示。

スタート10分は相手ゴールに迫るプレーが何度かあったけど、なかなか枠には届かず。相手へ流れが変わった矢先にトウハラの裏に放り込まれ、カバーが間に合わずシュート。イワサ弾いたが、詰めてきた相手に決められました。あそこの最後、詰めてくる攻めの意識は見習わなきゃです。
ここで0-3。結構きつい展開。

給水までスコアは動かずによく耐えていたよ。ホリのシュートブロックとか、イワサが1対1弾いてくれたり、ギリギリのところで粘ってくれてました。もちろんチーム全体としても、スライドするところはできていた。
とにかく1点が欲しい。

しかし、給水後左サイドでボールを奪われたところから、攻守の切り替えがアバウトになってきてしまい簡単にクロスを上げさせてしまう。ノグチのマークマンに決められて、本人は相当悔しがってましたが、チーム全体の問題でしたね。
高いレベルになると、一瞬ポジショニングがフワッとしてしまっただけで、すぐやられてしまう。ポジションのエラーを常になくして行く意識って言うのはもっと持って行きたい要素の一つです。

ノグチの1stDFの出足が少しずつ落ちてきたのと、さっきので気を落としてる可能性があったから、ここでユウスケIN。

決められた5分後です。
ホリが物凄い良い反応を見せたパスカットを、2タッチ目でケイイチロウに繋ぎ、リト→ユウシに。ユウシ一枚はがし、ケイイチロウにラストパス。ケイイチロウのナイススルー(←コントロールミス笑)にそのまま上がってきたホリが押し込む。一人だけ素直に喜べないところを含めて、なんともウチらしいゴール笑
4-1ではあるんだけど、あれは嬉しかったなぁ。(ちょっとウルっときてたのは秘密です…!)

そのあとも、相手のゴールを奪えそうな場面はあったけど、クロスを含めてフィニッシュの精度のところに課題はまだまだありますね。
FC岐阜の子はゴール前でも精度を落とさず、2点奪ってきた。
15Lでは2回やれるチャンスがあるから、そういったフィニッシュの部分を改善してリベンジしてやりたいね。

試合終了。1-6です。
スコアだけ見てしまったら、カッコがつかないっちゃつかないんだけど、70分間堂々とプレーしているし、面白いと思えるサッカーもやれている。0-6で終わらずにきちんと1点取ってきた。1点があるかないかの違いはだいぶ違います。
自分が岐阜にいる間の最後の試合としては、全く悔いの残らない内容をしてくれました。

とりあえず、この試合でクラブユース岐阜県大会は終わり。
結果は準優勝。東海への切符を掴み取るだけじゃなく、決勝の舞台まで見してくれた。感謝してもし足りないぐらいのものを頂きました。ありがとう。


だいぶ記事が長くなったのと、内容が変わるので投稿を分けます。
ちょっと待っててね。(明日、明後日には上げる目標!)