若鮎長良フットボールクラブ

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15L 3節 vs アウトラインFC (3/20)

2021年3月22日

15L 3節目です。

アウトラインは13Lで結果残しているけど、ほとんどが13の選手ということだから、勝たなきゃいけないし、次を見据えて試合の中で成長が見られなきゃいけないなって位置付けの試合です。試合に入る前もそんなこと話してます。
あと、1週間後の遠征も含めてどんなところをチーム全体としてよくしていきたいかとか。

スタート変わったのは右サイドだけ。飛び出しのタイミングに定評のあるヒロトを右の前で使いたかった。右SBどうしよっかなー。ノグチ、ユウスケ、ハルトで迷い、先週のベストゴールに関わってて、アップでも良さそうなハルトで決定。ハルト15L、初スタメンかな。


試合開始して、すぐはペナ前ぐらいまで攻め込まれるシーンが何度か。ボールサイドにきちんとスライド仕切れていないのと、カバーリングの位置がおかしい。裏のケアもアバウト。心配になるふわっとした入り。試合の入りは毎回大事にしたい要素の一つ。特に公式戦においては。

全体としてスイッチが入ってきてからは、うちのDFラインに対するプレッシングは強くなかったため、基本的に主導権を握る形の展開。ビルドアップがしにくいってことは特になし。ユウシのサイドは縦にスペースが空いているシーンが多くて、前半はユウシのところかなーって見てました。

ただ、最初のユウシのシュートが入らない(グラウンダーのクロスを選択して欲しかったけど、入れたら文句は言わないなー)。ペナ前までボールを運んでいるけど、いい形でフィニッシュができない。クロスの質が低い。そんな感じで、得点になかなか結びつかない。コーナー3連続ぐらいになったやつなんかは、1本は決めなきゃだよね。(クリタは毎回いいボールを入れてる)

問題は初スタメンのハルト。DFでは、ホリとの距離や、カバーリングの位置がおかしい。出なきゃいけないところで出れない。ユウシに対する声はホリ任せ。OFでは、幅を取るためのポジショニングがとっても遅い。味方のパスをコントロールできない(これが一番イラっとするし、全員がおい!って思ってる)。信用がなくなってきて、ホリからハルトに入るボールも途中から減ってきた。前半半分ぐらいで変えても良かったんだけど、緊張もあるだろうしって甘さが出ちゃった。個人的に反省…。

前半25分でのゴールシーン。アダチ→イワサ→ホリ→(ロングボールで)ユウシ。DFラインで繋いだおかげで相手のバックラインが、雑に広がった状態でユウシまで繋がる。ユウシ、ナイスコントロールから遅れたカバーリングをぶっちぎり、リトにグラウンダーのクロス。リト押し込むだけ。GKに触れられたけど、体が流れてるから止められなかったね。理想のゴール。

前半の他の印象としては

  • スルーパスが、ピッチ状況に合ってなくて外に流れちゃう。前半途中からだいぶスリッピーになってました。野村さんがハーフタイムに言ったように、ラインのギャップにゆるいパスを通すイメージじゃなきゃいけない。人に合わせるんじゃなくね。
  • DFラインの繋ぎは安心して見れるようになってきたかな。たまーにすごいミスを犯すけど。イワサのボールの質も今日は良さそう。
  • ケイイチロウ、触ったボールはほぼ全部失ってる。ポジション的に失いやすいとはいえ酷い。自分で受けた回数と繋いだ回数、数えてみるといいかも。(麻季臣も映像見るまでここまで酷いとは思ってなかった。全然観察できてない。。)ゴール後、相手の右のCBがユウシの突破に対するカバーリングを意識し始めて、中にスペースが空き始めたから、ケイイチロウのパスコンの質が高ければもっと面白い展開になってたかな。

後半は我慢ならん!ってことで

ハルト⇆ノグチ

ノグチ入りはバタバタ。
開始2、3分であんなけミスれば逆に緊張は溶けるかな。

開始3分で、イワサが低めのパントキックを雑に真ん中に放り込む。パスカットされて相手のトップに渡り、シュート。正面だからキャッチできるでしょう。イワサ、キャッチミスしてボールがゴールに向かうがギリギリセーフ。麻季臣も心臓がキュってなったし、親さんたちの悲鳴も聞こえる。きっと野村さんは●してやるって心の中で言ってたでしょう。
このプレーの後から、相手が長めのシュートを打つようになってきたし、アダチなんかがイワサからボールを受けるのを怖がって距離を空け始めた。。

後半給水まで、

  • イワサが頻りに遠い中央に低いパスを入れたがる
  • 左サイドでボールロストした時のアダチ、ノグチのスライドが遅れる
  • DFラインの選手が前半であれば、繋ぎにかかってたところを縦パスを無理やり入れに行こうとする。ボールを受けようとするポジショニングが遠くなる。

そんなプレーが続いて相手のシュートチャンスが増え始める。
ゆっくりと相手のペースになっている。

給水後は 1-0 っていうスコアもあって、相手のパスやロングボール、ルーズボールに対し、DFラインが弾くプレーが多くなってきた。弾いたボールをきちんと自分たちのボールにして、攻撃に繋げれば問題ないんだけど、相手の方が拾う回数が圧倒的に多い。この点に関しては、トップ、トップ下、両SHのプレスバックができなくなってきたこと、ボールが弾かれる地点を予測してポジションを取れないことの両方が原因。特にケイイチロウはフィジカルで勝負なんかしたら、ほぼ負けるから、人よりそういう部分は大事にしないといけない。

後半に関しては、ビルドアップも上手いこといかず、ピンチも作ってしまっているので、内容としては釈然としない。なんとか勝てたって試合。
出てた選手もそういうことが分かっているのか、ベンチに帰ってくる顔は勝ったチームの顔ではないかなー。勝ちは素直に喜んでいいんだけどね。

結果は 1-0 です。(得点:リト)


個人的には

シュンタ
悪い意味で野村さんが一番気になっている選手。ボランチでの球の離れが良くないのと、ボールを受ける前に見ている場所が狭い。遠征で一皮剝けるか、豊田で評価が高かったマナトに取られるか。チーム内で勝負してほしいね。

ノグチ
プレーの内容は、麻季臣の期待以上にやれていたと思う。的確に縦パスを入れていたし、前までの課題だった相手との1対1の不安が解消されている。あとは、SBの時のCBとの距離を意識できるとなお良し。

ケイイチロウ
OFの部分は後半立ち上がりの素晴らしいターン以外は、何もなかったかな。プレスの向きと、強度は評価しているけども、ポジションが危うくなってくるかぁ。。

トウハラ
良くも悪くもプレーが落ち着いている。トウハラからは致命的なボールの奪われ方はしないし、DFも酷いやられ方はない。ユウシが前にいて上がりにくいのもあるだろうが、もっと攻撃に参加できたんじゃないかと思う。

ホリ、クリタ
間違いなく2人がゲームメイクしていました。パスの質も高い。そういう選手がもっと増えてくるのを期待してます。


麻季臣の反省を込めて書いておきます。

  • 野村さんに言われたが、残り10分あたりで、タケナカを入れてリズムを変えて見てもよかったかもしれない。
  • ユウシがDF帰って来なくなった時間帯に、タカラを入れたりできたのでは。
  • ビルドアップが途中から上手くいかなくなった原因を観察できずに放置してしまった。修正するべきでした。

次の土曜日から4日間の静岡遠征になります。

  • プレッシングの質をグッと上げること
  • ロングボールに対する処理のレベルを上げる
  • フィニッシュの質

特にこんなことにこだわっていこうかと思ってます。
遠征でレギュラーも入れ替わってほしいところ。マナトもまたまた加わって競争を過激になるといいなぁ。