若鮎長良フットボールクラブ

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14L 順位決定戦 vs E.C.REVANTE羽島

2020年12月6日

14L 2部はA,Bブロックに別れての試合消化なので、3位同士の対決です。
残念ながら、入れ替え戦には参戦することはできず…。

vs メジェール、vs オリベでユウシを前で使ってたけど、どうしても自分でやりたいところが裏目にでるから、スタートを左SBに。大きなミスはしないけど、トウハラをSBで使うポジティブな理由が見当たらないから、今回は左の前で使ってみる。

試合前には、

  • ビルドアップ時のDFラインのポジショニングを確認(+状況によってどうするか説明)
  • 攻撃のアイデアの確認(何の為にどこを経由して、どう攻めたいのか)
  • もちろん勝ちたいけど、出せる選手はどんどん出して行きたい。1,2点離せたら、入れていくっていう試合の温度感を伝える。

こんなところを話して、試合に入りました。


前半の立ち上がりは、REVANTEの中央のスペースがもの凄い空いていたから、ケイイチロウ、リトがポストになって攻め込む形が何本も。ボールに対しても、そんなに強く来られていなくて、あのぐらいのスペースがあれば自由に前も向けちゃう。攻撃に関しては、心配はなさそうでどのぐらい意図的に崩していけるかなーって目で見ていました。

後ろからのビルドアップに関しては、DFラインとボランチから非常に気を遣った動きが増えてきて、前に当てることに関しては苦労することは無くなってきました。シュンタ、クリタはオフの動きをするときに、首をよく振っていて助かってる。

そろそろ入るだろうと思い続けて、前半半分が経過。この時までにすでに5,6本の決定機(ケイイチロウのGKとの1対1、ユウシのGK正面、ノグチの右上外、リトがクロスを上に…等)を決めきれていない。ケイイチロウが2回目のGKとの1対1を右に外していった時、今日ケイイチロウからは入らないかな〜ってことで、ケイイチロウ⇄ユウシ。前日のシュートを含んだトレーニングでは冷静に決めれているのにねー。(←念のためフォローしておきます。)

前半、残り10分ぐらいで先制点。右のハーフウェーラインから、カイトの質の高いパスがノグチに。ノグチクロスをあげて、逆サイドのトウハラに合わせる。右ポストに当たって、相手GKが触ろうとしているところを、リトが突いて押し込む。綺麗な点ではなかったが、リトのボールに対する強度がプラスの面で出ていた得点です。

前半の不満点は、シュートが入らないということと、守備のボールに対する強度です。せっかくスライドをきちんとして、相手が使えるスペースを狭くしているのに、1stの強度が弱い為、奪いきれなきゃいけないところで奪えない。失点の場面は少なかったけど、守備の目的は「ゴールを守ること」、「ボールを奪うこと」です。まだまだボールを奪う意識が薄い…。唯一トウハラの1stDFだけは、他の選手より強度が高かった。
ついでに言うと、ホリ、アダチからかかるラインコントロールの声があと3~4倍掛けれて入れば、もっとコンパクトに楽に奪えると思ってる。

結局前半は 1-0 で終了。


後半からは3人交代です。
ケイイチロウ → コウダイ(左SB)
ユウシ → ハルト(トップ)
ノグチ → タカラ(右SH)

3人一気に変えたから、だいぶ落ちちゃうかなーって心配はありましたが、心配するほど落ちてない。もちろん、不満点はあるけども。

後半10分ぐらい。ペナ前5mぐらいから空いての狭いスペースを、パス&ゴーとリトの個人技でGK1対1。振り抜いて左上に気持ちいいゴール。
その5分後あたりにも、トウハラが上がってきて、中の選手を経由しながらペナ内で相手の最終DFラインを突破。落ち着いてGKを交わして決めてくる。
この2点は狭いスペースでも、早いダイレクトパスで崩していくような、自分的には好みの崩しではありました。

この時点で3-0なので、全員出しちゃおう。
シュンタ → マナト
トウハラ → ユウスケ

コウセイもいましたが、爪切ってきていない。(4審が厳しいのかなーって思ったけど、そう言うわけでもない。ちゃんと切ってない。)そんなやつ出すもんか。
体調管理と同じです。戦う準備ができていない選手は出しません。

後半は中央からの崩し、右からのクロスから決定機が生まれることが多かった。あとは、相手に触られて打ちきれなかったり、ポストに当てたり、惜しい場面が何度か。タカラの綺麗なクロスに対して、ユウスケがコントロールミスしたやつ。野村さんだったら交代だったろうなー。

全員を出した状態でしたが、チーム全体としてのパフォーマンスは大きく落ちずに、なんとなーくではあるけど特に守備部分のところで共通認識が染み込んできていると感じています。(全員が全員やれているわけではないし、変えた選手によってはまだ技術が足りないなーって感じることはもちろんあります。)

終了間際には、右のペナ角でボールを受けたリトがペナ内に侵入、左の隅に綺麗なゴール叩き込みます。2年生も決めれるようにならないとね。。(ケイイチロウ悔しいだろうな〜)

結果は 4-0 。(トウハラ・リト3点)
決めれるところはもっとあったんじゃないの?って試合。
ただサブのメンバーでも、あまりパフォーマンスが落ちなかったことは1つの収穫だったと思います。(むしろユウシ、ケイイチロウとかを変えた後半の方が点が入っているもんね笑)


【個人的にコメント】

カイト
前のポジションに入ると、技術不足、それに伴う視野の狭さから、何もできない!ってことが相手のレベルによって起こる選手。今日はSBで使ってみて、良い意味で危険なプレーを選択しないから、全体のパス回しに落ち着きを生むことが何度かあった。守備の面でも気になることが少なかったから、後ろの方がいいのかな〜。

ホリ・アダチ
気になるところがセットになってる笑 1つはDFラインでパスを回してて、今はリスクを冒して縦パスを入れてもべきなのか、相手を動かしてスペースを空けるための横パスを入れるべきなのか、選択を見誤るところ。2つ目はラインコントロールがまだ細かくできないところ。ホリなんかは声を出すことに信頼をおいているんだが、実はラインのことに関してはフワッとしていたりする。この2人だけの問題じゃないけど、まず基準にはなってほしい。

クリタ・シュンタ
DFラインでボールを動かして、縦パス入れるスペースを探しているときに、めちゃくちゃ気を遣う動きができるようになってきた。15の方に上がっていて、トモカズの動きを外から見ていたところがプラスになっている。(1試合フルで出場はできなかったけど、上に上がっていたことがいい収穫になっています。)
DF面で球際の激しさに欠けるところが、まだまだあるけどやる気があるから心配してない。あと、飯をたくさん食え!

ノグチ
ものすんごい下手ではあるんだけど、質の高いクロスを3本に1本ぐらいは、入れてくれる選手。こういった武器があるだけでも、このポジションで使おうと思うよね。(ちょっとずつ2本に1本とかになってきてほしい。)守備の面で、絞ってきてほしい時に攻撃に満足して帰ってこれないとか、1stDFで抜かれてしまうとか、そういったところに今日は不満がありました。14Lを見てきてやや上向きかなーと思います。

ハルト
自分に余裕がある時にできる、縦パスを入れられたら、簡単にサイドに散らすプレーを評価しています。上手い選手がボールを持てるとかよりも、こっちの方が好きだったりする。
ただ、ちょっとでも寄せられるとミスが目立ったり、縦パスがずれると触れそうなボールでも触れなくなる。攻守ともに球際のところで勝てないと厳しいぞ〜。

マナト
小6で体重が30キロ台(←今日聞いた笑)なので、球際で勝てるなんて全く期待はしていません。だけど、読みがいいから、相手をストップしてくれる。
攻撃の時でも短いパスであれば、14の選手よりも高い質のパスを通す。ベンチでケイイチロウがマナトのパス褒めてたなぁ。
14のメンバーにも馴染んできて、楽しくやれている。そういうところもマナトの凄いところ。

リト
前回の試合に比べたら、良くやっていました。簡単にクリタ、シュンタに落とすところは落として、攻撃のリズムを生み出してた。まだまだ、そこを強引に行くんかい!ってところはありますが。ただそれもリトの色ではあると思っているから、言いすぎずに、言わなすぎずに…難しい笑
点もきちんと決めているので、今日は文句なしです。

以上。


14Lを通して、できるようになってきたこと、まだ全然できないこと見えてきています。

  • DF全体のスライド
  • ロングボールの処理(チャレ&カバを含めて)
  • DFラインのビルドアップのポジショニング
  • ボランチのオフの動き
  • パス&ゴー

この辺りはレベルが上がってきたんじゃないかな。
まだまだレベルは上げなきゃだけど!

逆に気になるところは

  • 1stDFの早さ、強度
  • 細かいラインコントロール
  • 前に急ぎすぎの攻撃。(中央を経由したサイドチェンジの質を上げたい)
  • パスの精度(これからずっと付きまとう問題です。)
  • (ラストパスを含めた)フィニッシュの精度、フィニッシュに入ってくるタイミング
  • (これからやっていきたいこととして)積極的なプレッシングでボールを奪う

やらなきゃいけないことは多いな…。
自分としては残り3ヶ月、どこまで面白くできるだろうか。
試行錯誤して頑張ります。


余談。
ハーフタイムでユウシ、ケイイチロウ交代させた後、ベンチめちゃくちゃうるさかった。。主にユウシくん(恥ずかしかった)
でも、この代のこの感じなんだかんだ好きだったりします。
やるときはやる、メリハリはつけるべきですけど…。

そろそろ、ヒロト、タケナカも復帰できるようになってくるかなーって感じで、ポジション争いを繰り広げてほしいです。ただ、やってきたことを棒に振らないように、怪我は抑えたい。体のケアについてもきちんとしないと。