14L 4節 vs メジェール岐阜瑞穂
2020年11月28日
メジェールとは、15に上げていた選手がいない状態で練習試合をやった時から、1ヶ月経っての対決です。フルメンバーでどのぐらいの試合ができるのか、結構楽しみだったゲームでした。
スタートは、ゲームに入ってみなきゃその日のパフォーマンスがわかりずらいカイトを悩みながらもトップに。ノグチが前にメジェールとやった時、相性が良さそうだったので、右に。(パス精度のところで)アダチを入れるか、コウダイを入れるかで迷うんだけど、失い方がアダチの方が許せる失い方な印象なのでアダチで。
ゲーム前には、
- 高いポジションをとるSBにどうやって対応するのか
- ロングボールのチャレンジ&カバーを意識的にしてほしい
- ボールの追い詰め方はいつも通り
そんなことを伝えています。
試合開始。
試合の入り方は…悪くはなかったと思います。スライドの意識はあったし、相手がボールを動かすのが遅くなった瞬間にきちんと囲めていた。ロングボールに対しても、特にホリ、アダチ、ケイイチロウはカバーリングの位置が良くなっている。(トウハラは少しだけ遅れる)ラインを下げるタイミングも悪くない。
カイトは通用するかなーって見ていたけど、どうもメジェール相手だとどうすることもできない。足元にボールが入っても何も起きない。裏は追いつかなくて、相手に先に触られる。前半始まって10分までには、トップ変えたいなーとウズウズしてた。
DFのところは、相手の左 SBのポジショニングが微妙に嫌なところで、ノグチがそこの対応が上手くできていなかった。カイトのパフォーマンスも気になっていたが、自分としてはこっちの方が気になっていたから、ノグチ→タカラに交代。
先制点はメジェール。タカラも上手く対応できなくて、相手の左SBが中盤のラインに侵入。何本か回されながら、トウハラ、ホリまで引き出されて、左深い位置から中にグラウンダーのボールを入れられる。いいタイミングで入ってきたメジェール選手に押し込まれ失点。
DFが後手に回って対応させられた、典型的なやられ方。
その5分後ぐらいには、相手のショートコーナーに対して出るのが遅れて、左のペナ角からどフリーで打たれる。そんなに球速は早くなかったから、いいキーパーなら取れただろうねー。きちんと構えることができないうちは取れないよ、イワサ。
カイトは厳しいなって野村さんからも、声かけられたので、カイト⇄ケイイチロウの位置を変える。
ケイイチロウを前にしてからは、少しずつリズムができ始める。だが、タカラ、ユウシ共にキーパーの正面に打っちゃう。チャンスメイクはできているから、後半に点取っていきましょうよ。
そんな感じで、前半は終了。0-2。
- ユウシ、41(元うちの練習生です。)との1対1に勝ってこい。
- シュンタがトウハラからボールもらったらそっち方向しか見てないから、逆まで見て。クリタがずっといるよ。
- 失点以外のところでは、よく守れていて、すごく悪いわけではない。いいゲームになってる。
- シュートが入るかどうか
そんなところ伝えて後半に。
タカラ 相手のSBに対して上手く対応できなかったのと、前で怖さが出せなかった。。
ノグチ。もっかいやってこい。
タカラ→ノグチ交代。
後半は基本的にうちのゲームだったと思います。
ユウシのところからの勝負。
ケイイチロウ、リトに当てて、他の選手が追い越していく。
ノグチからのアーリークロス。得点の匂いがしたのは、ここら辺のプレー。
守備に関しても、前半同様、決定的な失点場面は少なかった。アダチが少しずつ良くなってきて、重要なポイントで相手をストップしてくれる。クリタが2ndボールを拾うことが多くなってくる。
後半17分ぐらいには、ハーフウェーライン中央あたりから、ボランチからのパスにリト(?)→ケイイチロウ→ユウシへのダイレクトプレー。ものすごい早い、見ていて気持ちいい崩しで、ゴールエリアの左角5m前あたりでユウシがタッチ。ユウシ、これをカットインしてしまい、メジェールの選手はちゃんと戻ってきてるから、打つことができず。
ここで、一思いに打ち抜ける選手がいいよね。
オフェンスは、上手くいっているのでベンチとしては、1点を待つのみです。大きな修正点はなし。
その5分後ぐらいに、ゴール前の混戦からユウシ3回ぐらい打って、ゴール。美しくはない。これで1-2。まだ巻き返せるだろう。
って思ってたが、攻められた後、イワサがキャッチ。広がっている状態で、中盤にボールを放り込む。時間帯が時間帯なので、メジェールの子も集中している。シュンタにボールが入ったが、奪われロングシュート。失点。1-3。
責任としては、イワサ…4、シュンタ…4、周りのカバーリング…2ぐらいじゃないかな。終盤であのプレーは、試合を壊してしまう1プレー。
残り5分、ケイイチロウのペナルティ外からちょっと無理やりなシュートで、一点。
結局、返せず試合終了。
2-3(ユウシ、ケイイチロウ)
育成段階と言えども、勝負の世界なので負けるのはやっぱり悔しいです。
接戦の中で、シュートの精度、ラストパスの精度(←ぶつけてしまったり)の悪さが、如実に現れてしまった試合でした。また、ゴール前の球際の部分を見ていると、メジェールの選手の方がきちんと戦いにきていて、その部分での弱さも見受けられました。ここに関しては練習の中で積み上げてきたものが、足りない部分です。パスもいい加減で、弱い部分が気になります。細かいパスでも、こだわりたいところです。
【個人的にコメント】
ケイイチロウ
スピードを持って周りを使いながら、上がっていくときは練習の時から相手のDFからしたら嫌な存在だと思う。
不満点は、優しいが故に能力に対しての球際の激しさが非常に弱い。今日も競らなきゃいけないルーズボールのを避けている。ケイイチロウはプレーで引っ張らないといけない選手だよ。
クリタ
今日の後半は2ndボールも予測して拾っていたし、球際の当たりがいつも不満に思っているところが強く出れていた。パスが弱いところと、頻繁に難しいプレーを選択してしまうこと(時にはいいこともあるけど)が次の試合で改善できるように意識してほしいな。
カイト
サイドバックに下げてからは、思ってたよりちゃんとやれてた。前でやるにはまだ技術が足りないねー。
ホリ・アダチ
plaisir戦で突かれてた裏へのボールのチャレンジ&カバーの質がだいぶ上がった。よく少ない試合数の中で、頭良くやってくれていると思う。
縦パスを自陣で相手のボランチに向かって当ててしまうから、そこの位置とリスクを考えた、ボールの動かし方ができるとgood!
イワサ
XEBEC戦の時から近くに繋いでくれていて、そこだけは今の所できている。今日ぐらいの試合になってくると、前に出るプレーがいい加減に見えてくる。イワサからピンチを作ってしまう。下からジャガが来ちゃうからね。危機感は持った方がいいよ。
ユウシ
能力があるのに、色々考えちゃう。後半のプレーもそうで、交わし切って打ってやろうみたいな。サイドからのドリブルでも、考えて仕掛けるのを待っちゃうから、相手しなくていい選手を相手してしまう。その間にドリブルするとこがなくなっちゃう。
リト
最近、多く持っちゃう。練習でも試合でも本人が上手くいかないなーってのは感じているんじゃないかな。
離すべき時に離す。前に運ぶべき時に運ぶ。そのために、周りを見ておく。当たり前のことを当たり前に。
野村さんが言ってたけど、ベースがあってのウラだと思うよ。
以上。
明日は FCオリベ多治見 です。
チームでやるべき共通意識を持って失点をきちんと抑える。
誰でも決められる形を作って、きちんと決める。
そんな試合でいきたいです。
余談。。。
就職で東京にいく前に14Lで1部に上げるぐらいのことはしたかったですが、叶いませんでした。(野村さんに上げるって言っちゃったのに。。)残り3ヶ月、残せるものは残していきたいので、野村さんにいいチームを渡せるように試行錯誤していきます。