若鮎長良フットボールクラブ

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14L 3節 vs FC XEBEC

2020年11月23日

3戦目、北西部運動公園で vs FC XEBECです。
前に北西部でやった時より、下は綺麗だったからピッチ状況は良かったかな。

試合前には、一昨日の試合から伝えていた、CB、SB、SHのポジショニングについては強調するようにもう一度伝える。それと、まだまだ出来上がっていないDFの基本的な動き、考え方についても確かめるように。毎回毎回、同じこと言うと思うけど、大事だから何度でも言います。(スペースの埋め方、1stDFの強度、カバーリング…etc。)

スターティングはこう。

ユウシを前に置くときは、複雑な気持ちで前にしています(スピードに乗ったドリブルができるし、今後評価されるなら前の方だろうなー VS 前からドリブル始めると取られる可能性が高いし、守備意識がもの凄く薄くなるなー って感じの複雑さ)。カイト、タカラは前の試合(vs フォレスタ関)のときに良かったから、前向きな理由でのスタメンです。

ちょっとここでベンチの話になりますが、タケナカが野村さんにベンチの席を譲ろうと「どうぞどうぞ」して、野村さんが根負けした感じで、自分の横に座っていました。野村さんが横にいると、自分とプレーが気になっているところが違ったりして、勉強になります。選手も野村さんのぼやきを聞いといたらいいんじゃないかなー。あとタケナカ、サンキュー。

では、やっと試合について。。

前半スタートして、2、3分。相手のロングボールをトウハラがヘディングで返えそうとしたが、後ろにそらしてしまいオウンゴール。(これについては、相手がロングボール入れる前の、ラインの下げ方がきちんとできないのも1つの要因。)イワサも前に出て、ボーッとしていたためイワサの上を超えて入ってしまう。
ここで、ベンチから何か声をかけても良かったけど、こっから自分たちで焦って前に急いでしまうか、目の前の1点を取るためにいつも通りのプレーをしにいけるかを静観してみる。

試合展開的には、パス精度とかは置いておいて全然回してゴールを目指せる感じ。むしろXEBECの方が前に急いでいた印象。裏のボールに弱いうちですが、足の速い選手が抜け出したりすることがなかったのは、助かってた。。

ビルドアップ時のCB、SB、SHのポジショニングは結構良くて、スペースを空けて使うことは意図的にできていたと思います。両サイドできていたことはできていたけど、タカラのパス精度が足りなくて、右からは攻めれなかったなー。

徐々に相手のプレッシャーに慣れてきて、回せるなーって思ってきた前半半分ぐらいに、ユウシがハーフウェーラインの15m前ぐらいかな、そこからドリブルで左を破る。そこからの低いクロスを、いいタイミングで入ってきたカイトが決める。

その5分後ぐらいに、リトが中から破って、ユウシへ。GKとの1対1を抜いて2点目。逆転。トウハラ、ほっとしたかな。

前半は2-1で終了。
前半はこんな印象です。

  • 前半は左サイドのビルドアップの部分は○
  • ボランチのシュンタ、クリタが、前に急いでしまうのがちょっと気になるところ
  • ロングボールのカバーリングが間に合っていない&距離が遠い。特にケイイチロウ。
  • 両SHの1stDFの強度が低くて意図してボールを奪えていない。

後半からは3人入れ替えました。

タカラ → ノグチ
カイト → ハルト
アダチ → コウダイ

タカラは、味方のボールを受けるための出だしが遅くて、タカラの良いところが発揮できてなかったため。
カイトは一昨日の試合で落とすプレーを期待したが、思ったよりできていなかった。ハーフタイムに交代理由を聞いてきてくれたが、ユウシが中に入ってきて、受けにくいところはあったと思う。伝えれなかった自分のミスではあるが、ユウシが中に入ってきて空いたサイドの高いスペースに動き出しても良かったかなーと今思っています。
アダチがパス&コントロールの精度が圧倒的に低くて、コウダイも精度はないと思っているけど、変わらないなら入れてみるか!って感じでの交代。


後半、始まって10~15分ぐらいのコーナーキック。相手のキーパーがキャッチしようとしたが、落としてノグチが触ろうとする。それをさせないようにXEBECの選手がボールに向かったが、触ってそのまま入っちゃった。「入っちゃった」ってのがのがなんか悔しい。

後半はリト、ハルト、(中にポジションを取ってた)ユウシに縦パスを当てて、ケイイチロウ、シュンタ、クリタが上がっていくのは良かったと思う。攻撃のスイッチが入った瞬間に、スピードを持って相手のDFラインを崩しに行く姿勢は、点が入りそうでワクワクする。(入ってないけどね…。)これは前まではあまり見られなかった部分なので○。

ノグチからのクロスにユウシが外してたり、ノグチ、ケイイチロウ、リトが外したり、ラストパスを相手に引っ掛けたり、やっぱりフィニッシュが上手くいかないなぁ。野村さんと話してたけど、自分が当てに行くポイントに懐を作っていなくて入りすぎているのが原因かな。タイミングがだんだんあってくるように、トレーニングでシュートもしていかないと…。

結果は 3-1 です。(カイト、ユウシ、オウンゴール)
(相手の)先制点はトウハラです笑

今日の解散前に話したことで、言い忘れていることをここで。DFができないできないと言ってきたけど、DFのスライドに関しては少しだけレベルが上がったように思います。ボールサイドにきちんと寄っているから、SHとボランチの間、ボランチとボランチの間からやられる回数が減っている。また、トップの規制の仕方がわかってきて、相手のCB、SBからボランチへのパスも減っている。
スライドに関しては、相手のレベルが上がってもできるようにして欲しい。


【個人的にコメント】

ノグチ
良いクロスは入るし、最近は止まってほしいタイミング(相手の守備ブロックが追いついていて、変えてほしいとき)に止まれるようになっている。今日の交代は、1度フリーで外した後に、同じようなプレーで度胸を持って前にコントロール→シュートに行けなかったところです。度胸ない選手は良いプレーできないからね。交代後、悔しがってたけど、そんな悲観することないでしょう。

トウハラ
そこで、パスカットしてくれるのか!って時はしてくれるのに、今日のような、そこしかないでしょう!というところで出てこれなくて、綺麗に奪いきれないのが残念。全体として奪いたい場所に、ボールを動かさせているのに台無しにしちゃうよ。ただ、一定のレベルでプレーはきちんとやってくれるから出してる。もっとできると思うけどなぁ。

ハルト
後半出だしに、簡単に落とすプレーが2、3度あったから、今日は良いか?って思ったけど、抜け出して欲しい時の出足がものすごく遅い。チャンスに届かない。

リト
前半はハーフウェーラインあたりでも、自分でなんとかしてやろうみたいなところがリズムを崩していて、後半はペナ前あたりでやって欲しいと伝えたら、きちんと実行してくる。後半の方がビルドアップ時のパフォーマンスは良かったと思う。後半が半分過ぎてから、ノグチに渡せばシュート打てるのにって場面で渡さなかったのは、リトが打ちたかったのか、ノグチの信用がないのか…笑

コウダイ
パスに信用がないけど出してみた。いつもよりは繋げていたと思うし、遠くが見れるから、ボランチを超えて、トップ下までグラウンダーで渡せる時もあったかな。ただ、それは通らないでしょ!って間でも通そうとするのが不思議。
1対1が軽いのも、気になった。

シュンタ、クリタ
上に書いたようにボランチのスライドは良くなっている。真ん中から後手後手にやられることが減っているのは、この2人のおかげかな。埋めるべきスペースが埋めれてきているから、次はそこにプラス「予測」と「球際の激しさ」があるとレベルが上がる。2ndボールがもっと拾える。


振り返れば、良い面でも悪い面でも収穫はあった試合かなと思います。
今週はロングボールへのラインコントロール、チャレンジ&カバーのトレーニングでも入れていこうかな。

余談ですが、クリタとケイイチロウの親さんに、ブログでの選手の評価が気になっていることを教えてもらいました笑
他にも気になっている親さんもいると思うので、できるかぎり選手のこと書いていければと思ってます。ただ頑張りすぎると、書くのが嫌になるので毎回全員は書けません!

来週(11/28)は vs メジェール です。