15L 1節 vs FCV可児 (3/6)
2021年3月9日
緊急事態宣言も解除されて、3/6から15L始まりました。
他のチームがどのぐらい対外試合がやれているのかは、分かりませんが15L始まるまでに練習試合も多くできて、チームとしての状況は良くなってきている中での開幕戦です。
まん真ん中に着いて、いつもよりも選手が静かだったり、そわそわしてるなーってのを横目で見ていました。やっぱりTOPチームとしての初戦は緊張するよねー。って言う自分もちょっと緊張してました。朝、野村さんに「勝ってきます!」って言っちゃっているので…笑
ピッチは前日の雨でスリッピー。アップ中のパスコンは、本当にこれから試合で大丈夫か?ってぐらいのコントロールミス、パスミスで、正直なところ絶望的な気持ちになりながら試合開始迎えています。。
余談はここまでで、開幕戦スタートはこんな感じです。
14Lの最終戦(vs E.C.REVANTE羽島)から変わったところは、ユウスケがボランチ。クリタが左SB。右SBにヒロト。SHにユウシ、トウハラってところかな。
ユウスケは14Lでスタートで入れる選択肢にはなかったんだけど、練習、試合ともに以前よりは判断が早くなってきていたのと、DFで相手をストップできる良さを持ってるからスタメンでも大丈夫でしょうって判断。ただ、言われ弱いので、ミスして何か言われると、パフォーマンスがすぐ落ちるところが心配になりながらもスタメンです。(ユウスケ。12月からだいぶ伸びてると思います。)
試合前にはいつも言っていることの確認と、相手のレベルによって1stDFのかけ始めをどこにするかを伝えただけです。いつもと違うことを言ってもぐちゃぐちゃになるだけだしね。
試合開始して給水までの印象は、ボールサイドへのスライド、ラインコントロール(←ラインアップに関して)はいつも通りやれているじゃん!って感じで、完璧に崩され切るみたいなことはないでしょう。
予想はできていたけど、緊張のためビルドアップを縦に急いでしまう。いつもよりロングボールが多くなってしまうみたいな試合展開。これに関しては、しょうがないよねぐらいでみています。初戦で、DFラインで繋いで取られて早々に失点なんて嫌だもんね。
給水のタイミングでイワサまで使って、相手を引き出しながらビルドアップしようか。みたいなことを伝えました。
給水後に無闇なゆるいバックパスをしたユウスケは、失点の原因になりかねなかったので前半20分で交代。
ユウスケ⇆ノグチ(右SH)
クリタをボランチ、ヒロトを左SB、トウハラを右SBに。
(いろんなポジションやらせておいて良かった〜。選択肢が増える)
DFラインの選手が、ビルドアップに関してきちんと繋ぐように実行してくれたおかげで、強引にボールを縦に送るみたいなシーンが減りました。それ以上にV可児相手でも回せないことはないじゃん?という認識が中で持てたのが大きかったかと思います。ここから試合のバタバタ感がなくなってきた。
前半25分。右サイド自陣のスローインから、リト→ヒロト→トウハラ→(相手の左SBが引き出されて空いたスペースへのロングボールで)ケイイチロウ。ここまで全てダイレクト。ボールを持って右に流れていったケイイチロウが空けた中のスペースにリトが押し上げてきてパスを受ける。相手DF3人の間を針の穴を通すようなボールを左サイドに供給。ユウシ押し込むだけ。
リトからの「これは決めないとダメだよ?」みたいな脅迫じみたパスでした。ユウシ怖かったろうな笑
点が決まってからは、精神的にも安心してボールを繋げるようになって、面白いプレーも増えてきた。リトなんかは調子に乗ってきて、ロングシュートや相手のペナルティ付近で股を取りながらパスをだすプレーとかもするようになってきた。
前半はいい流れのまま終了。
1-0での折り返し。期待以上です。
ハーフタイムには、
- 相手が思った以上に裏に入れてくるから、裏へのボールを入れられたくない。1stDFの距離を近くしたい。
- 100%ロングボールを入れられなくすることは、できないからキックモーションに入った時にはきちんとDF4枚がラインのダウンをする。
- ユウシをそれほど警戒しているわけではなさそうだから、前半同様、縦を見せてけばいいよ
ぐらいのことを伝える。
後半の立ち上がりからはV可児のDFがちょっと修正されていて、決定機は作りづらかったかなー。
おまけにケイイチロウが良いところで受けようとしても、ボールを良いところに置くことができない、背負った状態での体の当て方がまだまだ下手っぴ。1試合に1回はあるような、おぉ!と言わせるようなターンもなかったので、ケイイチロウから得点の匂いはしないかな。。よし!変えてしまおう。
ケイイチロウ⇆カイト(後半9分)
このままだと、ケイイチロウの心が再起不能になってしまうのでフォローしておくと、前線でのプレッシングにおいては助かっていた。相手のボランチに自由にボールを入れさせない状態で、他の2ndDFが出ていけるように限定はできていた。チームが上に行くためにケイイチロウの力必要なんで期待してるよー。
TOPをカイトに変えたものの、もともとそんなに足が早くない上に、一番大切な出足がもの凄い遅い。。1歩足りないどころか。2歩足りないみたいなこともしばしば。ただ、フィジカルはあるのでぶつかってから触るみたいなことはある。スマートではない笑 (一度ダイレクトのヒールをしたプレーは、おっ!ってなったけど)
次節、ケイイチロウを入れようか、カイトを入れようか迷うよね。
後半給水までは決定機らしい決定機はなく、残り1/4。
給水後すぐ、ユウシが左のスペースを縦突破、良いタイミング、位置にカイトが走りこんでくる。ユウシもラインとGKの間に質の高いごろのパス。後は決めるだけを敵に当てて、左のポスト。これは決めて欲しかった。
右に流し込めば入ったかな〜。
後半24分。自陣右サイドでボールを奪って、ノグチが縦に20mほど運ぶ。その間に、カイトが中から右サイドに流れる動きを入れて、相手の左のCBを引っ張る。CBが引き出されて空いたスペースにリトが顔を出し受ける。プレスに来た右のCBをチョンっと裏街道。そのままペナまで運び、引っ張られていたCBがカバーにきて1対1。もう一人のDFがカバーに来るが寄せ切られる前に右足でシュート。GKはノータッチで右のサイドネットに吸い込まれる。
リトの上手さで獲ったゴールではあるけども、カイトのボールを触らずとも味方を助けるような動きは評価できた1点。
ベンチのケイイチロウさんの方を振り向くと、なんとも悲しそうな顔に。「素直に喜べない」と言ってました。人のゴールを素直に喜べないチームの方が自分的には好きです。賛否両論あると思うけど。。
ユウシは、プレースタイル的にどうしてもスプリント回数が多くなる。右からのクロスに合わせるため、今日一の長距離のスプリントでバッテバテになっていたので、変えちゃえ!2点入ってるし。
最近、ボールへのプレッシングで個人的に評価が高いタカラを投入。
タカラ⇆ユウシ(後半26分)
タカラを入れた1分後ぐらい。V可児の選手が足をつって相手のGKからドロップボール。ロングボールが相手のトップに。足立が競りに行ったが、逸らされてラインの裏にボールが落ちる。イワサが出てきてしまい、触られて失点。当日はイワサが出てきてしまったことを原因にしてしまっていたが、これはホリとトウハラのカバーリングのスタート位置がおかしかったんだよなぁ。まだまだ観察する目がないと反省。
入れられた後の展開は、V可児はどうしても追いつきたいから、ロングボールを入れ始める。こっちは絶対に守り切りたいから、弾いたり、クリアしたりと大味な試合展開になってきてしまった。どうしても勝ちに拘るとこんな風にはなるよね。ただCB二人には良い経験になったと思う。ほとんどのロングボールに対して、きちんとラインをダウンして、弾き返していた。失点後追加で入れられなかったのは、ホリ、アダチのおかげである部分は大きいね。これを次の試合全体を通して生かしてほしい。
アディショナルが4分もあったが、あれほど長い4分もなかなかないだろうな。麻季臣も浮き足立っていました。
結果は、2-1での勝利。
初戦でかつ、V可児に勝てたのはうちとしては意味のある勝利です。
イワサの前半の取りこぼしから打たれゴールポストに当たった場面。後半のコントロールミスでゴール目の前で打たれたが、クロスバーに当たった場面。(野村さんがいたら、●してやる!って言われてるだろうな。実際自分も思ってたけど)外してくれてラッキーなところはあったけど勝ちは勝ちです。
うちも決定機作らないと得点は取れなかったしね。
【言いたい選手にコメントを】
シュンタ
可もなく不可もなくって感じだったかな。完全にゲームをコントロールできてたかっていうとそうでもないし、DFは正しい位置にいるから致命的なやられ方はしていないし。そんな評価です。まだまだやれるだろうなーって思ってるから、楽しみではある。
ユウスケ
練習でのパフォーマンスは良いんだけどなー。公式戦で緊張すると、途端に周りが見えなくなっちゃう。後ろしか見えなくなって危険なバックパスを選択してしまう。まずは観ること!
ホリ
ホリがDFラインにいるだけでビルドアップの質が上がる。どこに出すのか読ませない+正しい選手にボールを供給できる。これだけでDFとして頭一つ抜けている。自分でも運ぶことができるから相手としては脅威でしかない。後はラインコントロール、チャレ&カバのところができれば、15Lの失点が抑えられる。
イワサ
前半の取りこぼしは練習の時から、きちんと正面に入って掬えば良かったし、後半のコントロールミスなんかは、練習を良い加減にやっているのがモロに出てしまっている。確かにイワサの守備範囲の広さには助けられるシーンはあるが、それ以上にマイナスにしてしまうことがある。15Lで責任持って守れるかな。
ヒロト
この試合では、サイドでスピードを持って抜け出して、質の高いクロスをあげるみたいなことはできなくて、そういう意味では良さは出なかった。ただ、SBとしてきちんとビルドアップできていて、繋ぎのリズムを生んでいたなーとは思ってます。
ノグチ
愛知セゾンとやった時の、1対1の弱さのところは今日の試合でちょっと評価が変わったかなー。あとは縦への突破が見たかったのと、あれは…決めろよ。
ホリの親さんが試合の映像を撮ってくれていたので、細かいところまで書けました。改善しなくちゃいけないところも、よく分かったし。(めちゃくちゃありがたいです!)
次節 vs FC XEBEC です。
15L、勝ちは取っていきたいんだけど、出せる選手は極力出したい。
練習から何を意識しないと、出る資格がないのか考えてプレーしてほしい。
追記
野村さんが書いたの知らずに書いてました(汗)
なんだかんだ被ってるとこもあるし。。アップするの遅れてすいません!!